新品の鉛筆
長男、「あー、俺の新品の鉛筆、なくなったー」と宿題をやりながらぼやく。
キャラものって年でもないけど、いいのがなくなっちゃったのかなとちょっと訊いてみた。
以下、カッコが多くて読みづらいですが詳細確認。
「どんなのがなくなったの?」
「これと同じやつ(消しゴム付鉛筆)。で、折れててテープで巻いてある」
「・・・(テープで巻いてある、ってことは、芯が折れてるんじゃなくて本体よね、と会話を消化する)え、どの辺が?」
「この辺(消しゴムから3センチくらいのところ)。で、消しゴムは取れてて、水ノリ流し込んで固めてある」
「・・・(息子の主語と述語を反芻)えーと、消しゴムは自分で取ったの?」
「そう」
「・・・(無駄な確認だと思いつつ)で、なんで折れるわけ?」
「知らね」
はい、無駄な確認でした。いつも自然にモノが壊れるって、どんな超能力。
わずかな会話の空白時間で済ませるあたりは男子母です。
滅多に見ない彼の筆箱をあらまめましたところ、全部の鉛筆がそもそも傷だらけ。おそらく定規で装飾した跡。
私のあらまほしき「新品」とはだいぶ違うその鉛筆は、男子の改造熱のたまものということでしょうか。
双子妊婦 NSTって
私の場合、初回の出産が双子だったので、末っ子の出産後に「ああ初回の出産は普通とあんなに違ったのか!!!」と分かりました。
双子妊婦は(個人差の大きい話だし、病院によっても方針が違うと思うけど)とにかく「双子です。NICUのある病院でしか産めません」を告げられた瞬間から戦闘モードです。双子ならではの数々の戦いはありましたが…。
二度とやりたくないもの、それはノンストレステスト(NST)。母親のお腹の張り具合と赤ちゃんの心音を調べる、とても大事な検査(らしい)。
私の病院ではこれが毎日、回数は人によって1回~4回。私の場合は朝晩の2回。
お腹の張り具合のモニター、心音のモニター(赤ちゃん2人だから×2)をお腹につけるのですが、どうやって、かというと金属の装置をベルトでくくり付けるってなもの。まん丸のお腹に3本ベルトまいて装置つけて「楽にしててくださいね~」って、楽なわけない!動いたら装置が落ちる、ずれる。ずれたら心音が取れない。だから基本動けない。双子後期なんて息するだけで苦しいのに。むしろお腹張るから!!!
で、赤ちゃん2人が元気かどうか確認できるまで40分くらいは続く。
いやもう…「ノンストレス」テストって、名前が悪い冗談だと本気で思いました。
末っ子出産のときもNSTはあり、あ~嫌いだ~、とげんなりしましたが、このテストが後期1回だけでびっくり。え、普通こんなもんなの?いいの、これで?って。
まあその我慢の(?)甲斐あって、双子は母体ですくすく育ちました。
先生凄腕、双子の体重測定ほぼ完ぺき。この体重測定が厳格なのも双子ならでは。産んだら数百グラム誤差があった、ってよく聞く話で実際末っ子もそうだったけど、双子のときは産んだらほんとに2人ともその体重。
本当にありがとうございました。
兄ちゃんと服装 体育は大事
に続き、服ネタ。
新しいトレーナー買いました。
と、長男。「俺、体育に持ってこー」
兄ちゃんズの学校では長袖の体操服がないので、寒い日は私物のトレーナーを重ね着していいことになってます。つまり新しい服をいきなりジャージ扱い。えええええ。
私「は?体育だったらなんだっていいじゃん!」
次男「体育なんて汚すんだろ。なんで新しい服」
私「えー、しかもそれセール対象外・・・(←つい言っちゃう)」
ぎゃあぎゃあわめく私に、夫が一言いいました。
「つまり舞台衣装なんでしょ」
運動に気合の入る彼にとっては、体育は晴れ舞台なのね。
じゃあ仕方ないか、と急に妙に納得した母でした。
兄ちゃんと服装 双子ならでは
母の買った服では不満が多い双子兄ちゃんたち、最近は通販で選んでもらっています。それぞれ自分で選ぶと着てくれることが多いのですが、通販あるあるというのはありまして・・・
私「あれこのトレーナー着ないの?」
長男「着ない。だってでかいんだもん」
私「じゃあ大きくなったら着てよ」
長男「やだ、だってそれ横にもでかいから、背が伸びても合わないし」
勿体ないな、でもそう言ったら聞かないしな~、と諦めかけていたら数日後、洗濯に出ているのを発見。
私「あれ着てくれたの?雨で着るものなかった?」
次男「あーそれ着たのオレ」
長男「はあ?!それオレんだから!」
次男「お前着てないじゃん。結構よかったよ」
私「着ないんでしょ、あげればいいじゃん」
長男「ふざけんな、オレそれ大きくなったら着るんだよ!」
こういうときの長男、数日前の自分の発言は本気で忘れてる。
結果的に次男に着せるのは惜しかったらしく、着てくれるようになりました。
次男、グッジョブ。
今年も終わり
今年も終わりに近づき、学校も残すところ3か月余り。次年度に向けての個人面談にて、先生にさりげなく家庭の教育方針を訊かれ、さりげなく笑顔でスルーして帰宅。
だって家での我が子ってこんなんですもの。
・スリッパを手にはめたり投げたりして戦う。横で末っ子が残ったスリッパを手にはめて私をたたいてキャッキャ喜んでる
・ごみを捨てようとしてふと嫌な予感がし、電動鉛筆削りのダストケースをチェック。え、ケース引いても開かないってどういうこと?(※カッターの近くまでカスが積もる)捨ててもケース戻せないってどういうこと?(※積もったカスがケース引いたら落ちてきて奥に積もる)ここまで壊れずにカスって溜まるわけ?!
・とっとと寝なさいと言っても寝室にちっとも行かない。TVを消した後、服を脱いだところで寒いからと布団に潜り込んだにいちゃんを発見、出てこないのでお尻を蹴って出す
まあ、ここで「児童虐待だ~」とわめくようになったあたり、語彙が増えてると言いますか…。
でもスーパーにて贈答品が出ているのを見て
「ママーこういうのがいっぱい売ってるのって、お盆だから?」
「年末だから!」
まだまだ脳みそに伸びしろがいっぱいなようでして。
写真は、そんなにいちゃん達より体も大きく、やることはやる末っ子がやらかしてくれた今年結構ショックな1枚です。今はまだ可愛い彼もどうなるやら。